自転車世界横断!!TERU-TERU project Official ソーラー発電が可能な鞄『ジュースバッグ』と自転車で世界を旅する箭内孝行の軌跡 Since May.2008

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Visa info 01 Central Asia / 中央アジアビザ情報

中央アジアを旅をする時に、最も気を使う事の一つにビザの取得がある。
旧ソ連からの独立後、それぞれ独自に発展を続ける中央アジア。
国境も複雑に絡み合い、目的地へ簡単には辿り着くことは出来ない。

ビザの取得条件も各国ばらばらで、また目的のビザをどの国で取るか?
どの時期にとるか?でもその条件は大きく変わってくる。

ガイドブックには一応の取得方法が記載されてはいるものの、
「中央アジアのビザ取得条件は流動的である。」と、注意書きがある。
実際にどのガイドブックの情報も全くと言ってよいほど当てにはならない。
バックパッカーが多く集まる宿には「情報ノート」が置いてある事が多く、
宿に訪れた旅人が、各々貴重な情報を持ち寄りそこに記す。
安宿、交通手段、ネットカフェ、注意事項などの情報など、今後の行き先で
使えそうな情報を、ノートを見て収集する為、旅のルートが似ている場合、
決まって何度も同じ旅人と会うので、変な連帯感が生まれる。

情報ノートにもビザ情報は豊富にあるのだが、制度の流動性を表すように、
同じ国のビザ取得であってもいくつも書き込みがあり、情報が変わっている。

そんなビザ戦線を潜り抜け、苦労を重ね皆中央アジアを抜け行くのだった。

僕はタシケントで『アゼルバイジャン』『カザフスタン』のビザを申請した。
これでしばらくはビザ取得をする必要がなくなり、肩の荷が下りたのだが、
「中央アジアの北朝鮮」と、呼ばれる『トゥルクメニスタン』を通る旅人は、
ビザを取る為に2週間ほど滞在し、しかも朝5時から大使館に並んだり、
ひどい時は深夜12時から並ぶなどし、ビザ取得に執念を燃やす。
『カラマットアパの家』にも、『トゥルクメニスタン』ビザを待つ人が多い。
しかし『トゥルクメニスタン』を自由に回りたい場合、ビザはトランジットで
3~5日しか滞在が認められない。更にトランジットの為、次に抜ける国の
ビザを先に取得する必要があるのだった。

「中央アジアにはもう来る事はないだろうな。」皆口々にそう漏らす。

しかし、この苦労やエピソードは忘れられない「ネタ」になるのは間違いない。

複雑なビザ制度が流動的にころころと変わる中央アジア。
旧ソ連からの独立後、未だ国としてあらゆる事が固まっていない、
発展途上の姿を最も分かりやすく象徴しているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2008年10月時点で取得した中央アジアビザ

キルギス『ビシュケク』で取る中央アジアビザ情報

『カザフスタンビザ』 1ヶ月ツーリストビザ
所要:3営業日 料金:無料 複数エントリー:可 ビザ開始日希望:可
申請:10:00~12:00 受理:18:00~
日本大使館レター:不要 招待状:不要
写真1枚、パスポートコピー1枚が必要。
※パスポートはホールドされるので、他の国のビザ申請を先に済ます。
申請&受理とも非常に楽で手間取らない。

『ウズベキスタンビザ』
 1ヶ月ツーリストビザ
所要:5営業日 料金:15ドル 複数エントリー:可 ビザ開始日希望:可
申請:10:00~12:00 受理:10:00~
日本大使館レター:不要 招待状:不要
写真1枚、パスポート&入国スタンプページコピー各1枚が必要。
※申請方法は非常に変わっており、前日までの15:00~17;00辺りに
ビザ申請する旨を伝える電話をしなくてはならない。その時に先方から
来る日を告げられ予約が成立する。ロシア語が分からないとほぼ不可能。
通常は宿のスタッフに電話してもらう。
申請時はなるべく早く大使館へ向かう事をおすすめする。(一時間前位)
料金は受理の際に窓口で直接支払う。


ウズベキスタン『タシケント』で取る中央アジアビザ情報


『カザフスタンビザ』
 1ヶ月ツーリストビザ
所要:翌日発給 料金:無料 複数エントリー:可 ビザ開始日希望:可
申請:10:00~12:00(午後も18;00~可)受理:18:00~
日本大使館レター:不要 招待状:不要
写真1枚、パスポートコピー1枚が必要。
※パスポートはホールドされるので、他の国のビザ申請を先に済ます。
即日発給なのでストレスは少ないが、受理には何故か時間がかかり、
1時間から2時間は平気で待たされる。

『アゼルバイジャンビザ』 1ヶ月ツーリストビザ
所要:5営業日 料金:40ドル 複数エントリー:可 ビザ開始日希望:可
申請:10:00~12:00 受理:15:00~
日本大使館レター:不要 招待状:不要
写真2枚、パスポート&入国スタンプページコピー各1枚が必要。
※写真は必ず2枚必要。有効期限が「受理日から1ヶ月」と、言う
情報もあったが、実際はビザ開始日を自分で指定することが出来る。
大使館の玄関で用紙に記入後そのまま提出。あっという間に終わる。
料金は受理の際に支払う。
※キルギス『ビシュケク』でアゼルビザを取る場合はレターが必要であり、
その際日本大使館にて面談があり、「グルジアに行くならレターを出さない。」
と、言われるので、嘘でも「行かないと。」言わなくてはならない。

取ってはないけど『トゥルクメニスタンビザ』
 3or5日間トランジットビザ
所要:10営業日 料金:35ドル 複数エントリー:不可 ビザ開始日希望:可
申請:9:00~12:00(早朝から並ぶ必要有)受理:午後
日本大使館レター:不要 招待状:不要
写真2枚、パスポートコピー1枚が必要。
※時期によって取得率が変わる。大使館前に名前を書く欄があり、来た順に
記載するのだが、1日の申請人数に制限があるので、ハイシーズンはかなり
厳しく前日から並ぶ人もいる。それでも申請できない人が多く、申請するだけ
でも何日も通いつめる話を良く聞く。これにはトリックがあり、上位5名はお金で
買う枠として空けてあるので、1番に並んでも自動的に6番からスタートする。
枠は5000スム(500円)程度で効果は絶大。16番目に並んだ人は、お金を
支払いすぐに1番に繰り上げられ難なく申請を済ます。(通称賄賂枠)
10月に入ると一気に人が減るので申請はし易くなる。
ちなみに受領時も同じような手順で朝から並ばなくてはならないので、
本当に取るのが大変なビザです。
※普通5日間有効のトランジットビザだが、運が悪いと何故か3日間にされる。
※自転車の場合、例外で7日間のトランジットビザが取れる事があるらしいが、
実際取れた人を見ていない。(5日間だと本当に走り抜けるだけで終わる。)
※原則的に申請後10日で受理だが、その通りもらえるかは不明。
色々な理由をつけられ受理が大幅に遅れる可能性もある。
※1ヶ月のツーリストビザも取れるが、バウチャー、レター、招待状、ガイドなど
集めるものも多く、自由旅行が出来ない。

※注意事項
○ビザを申請する際は必ずコピーが必要なので、少し多めに用意しておく。
○パスポートがホールドされる場合必ずパスポートコピーを携帯する。
(中央アジアではどんな時であってもパスポートを携帯しなくてはならない。)
○大使館員は事務的に業務をすすめ、愛想なく感じることもあり、ロシア語が
分からないと少し苦労するかもしれないが、イライラしない事。
感情的になっても何の意味もなく、警備員に連れ出される場合がある。
実際に無駄にもめた為、2回も強制的に退出され、一緒にいた他の日本人も、
とばっちりを食らってその日の申請が出来なくなった一行がいた。
彼らはついには申請も一週間後に延ばされ、通訳の同行も指示された。
○職業を書く場合、「無職」「ジャーナリスト」「記者」などはご法度。
馬鹿正直にならず、「student」にしておくと難なく通る。「designer」もOK。
○行く先の宿、滞在先を書く欄があり、適当に書いても何とかなるのだが、
泊まる泊まらないにかかわらず、ガイドブックなどを参考に住所を調べておく。
僕はアゼルビザ申請の時に、メモしてあった住所を忘れてしまったのだが、
適当なホテルの名前を考えて、電話番号も自分の携帯を書いたが通った。
○取得まで長い時間を要するので、宿は快適な場所を選ぶ。

中央アジアを訪れる人はそんなに多くないと思いますが、
もしこの地域へ行かれる方は参考にしてみて下さい。
この情報は現在かなり様変わりしていると思われますが。。。

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